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久しぶりにワタリウムに行ってきた。temporary immigration展という、スイス人、またはスイスを拠点に活動している3人のアーティスト達が、日本に滞在して創った作品たちを展示したもの。
相変わらずこの美術館はスバラシイ。好きだなぁ。東京都下ではダントツかも。今回は作品自体もかわいらしかったりと外見もいいんだけど、作者達のインタビューや設置風景などの映像や、アイデア帳みたいなものも展示してあったりで、いつもと違う見方が出来たのも良かった。 私は今まで何かの作品を見る時は’抽象的なモノや状態’…というか、簡単に言うと、少ない、または何もない情報の中で自由に感じさせてもらえるものがいいと思っていたところが結構あった。今でもその考えはあるけど、でも作者のコンセプトをある程度ダイレクト(この場合はビデオという意味)に受けることによってその人自身の雰囲気や、喋り方や、言葉の選び方や、考えや、そういうすべてのものを含めて見ることができるので、また違った楽しさがあってとてもよい発見だった。 そういった感じで見てきて「アーティストってすごいなぁ」と思ったと同時に「アーティストって何なんだろう?」とも思った。制約の無いもの?とか??自由なもの?とか?? 私がアーティストになることはないけれども、いろんなインスピレーションの種は頂いてきた。今までの3週間、あれだけ一日中時間のあった時は何も湧き出てこなかったのに。こんなものかなぁ。この小さな情熱は大事にしとこうと思います。
by miaxmia
| 2005-09-21 01:30
| art
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